iF Designが米国初のオフィスをニューヨークに開設

1953年の設立以来、iFデザインは世界のデザイン界に大きな影響力を持っています。世界で最も権威のあるデザイン賞の ひとつである iFデザインアワードは 、 プロダクト、パッケージ、コミュニケーション、サービスデザイン、建築、インテリアデザイン、ユーザーエクスペリエンス（UX）、ユーザーインターフェース（UI）、プロフェッショナルコンセプトの各分野における最も重要なデザイン成果を称える ものです。

iFインターナショナル・フォーラム・デザインGmbHは、イノベーションの 精神を取り入れ、 ニューヨークを戦略的拠点とする完全子会社 iF Design USA Inc. を 正式に発足さ せた。その 陣頭指揮を執 るのは、 ブランド構築のエキスパートであり、企業戦略家、影響力アドバイザーとして20年以上にわたって企業の成長と変革を 支援してきた リサ・グラルネック 常務取締役 です。 2018年から独立系戦略コンサルタント会社LVG & Co.の創設者兼代表を務める彼女は、以前はチョバーニ、アディダス、ウォルマート、MOO.com、ボストン・コンサルティング・グループで上級管理職を務めていた。また、ロードアイランドPBSとのパートナーシップで提供するポッドキャスト「FUTURE OF XYZ」のホストを務めている。INSEADでMBA、ベイツ・カレッジで政治学の学士号を取得。

iFデザインのウーヴェ・クレメリング最高経営責任者（CEO）は 、 リサ・グラルネックを米国での新拠点立ち上げの陣頭指揮に迎えることに喜びを表明し、「リサ・グラルネックという米国での新拠点立ち上げに最適な人物を見つけられたことを嬉しく 思います。 ここにチームを作ることで、北米での存在感を強めています。私たちの目標は、クライアントのために現場に立ち、ネットワークをさらに拡大し、新しいデザインの才能を発掘することです。さらにリサは、サステナビリティとインパクトという観点から、当社を実質的に強化するための責任を負うことになります」。

新たに iFデザインUSAのマネージング・ディレクターに 就任した リサ・グラルネックは 、次の ように述べている 。 素晴らしいデザイン、国際的なビジネス、そして社会と環境に良い影響を与えるという私の情熱を組み合わせる素晴らしい機会です。アメリカのデザイン・コミュニティーの参加者やパートナーからすでに歓迎を受けていることにとても興奮しており、これから起こるすべてのことを楽しみにしています。"

iFデザインは毎年、厳しい審査による選考プロセスの一環として、約60カ国から1万点を超える応募を受け付けている。独立性、客観性、卓越性というiF Designのコミットメントに基づき、iF Design USAは、北米を拠点とするデザイナーとデザイン主導型ビジネスへの支援とパートナーシップの拡大を支援する。

iF Design USAはまた、iF Designが主催する2つのコンペティション、 iF DESIGN STUDENT AWARDと iF SOCIAL IMPACT PRIZEへの アメリカからの参加を促進して いきます 。 iF DESIGN STUDENT AWARDは 、 50カ国以上の若手デザイナーから毎年8,000件以上の応募があり、賞金5万ユーロが 授与されます。 iF SOCIAL IMPACT PRIZEは 、 社会的責任を重視し、国連の持続可能な開発目標（UN SDGs）に沿ったインパクトのあるプロジェクトに毎年総額10万ユーロ を授与しています。

iFデザイン財団

2018年に設立された非営利のiFデザイン財団は、iFインターナショナル・フォーラム・デザインGmbHとその子会社の唯一の株主である。同財団の目標は、経済的条件や制約から離れ、デザインとその社会的意義を促進することである。iFデザイン財団は、デザインの科学的研究と教育に資源と専門知識を提供し、公益のために尽力しています。iFデザイン財団は、1953年から2018年まで運営されていたiF Industrie Forum Design e.V.に代わるものである。