Gracious Flow

クリニック

デザイナーが目指したのは、クリニックのデザインにありがちな施設的な雰囲気から脱却し、患者を安心させる癒しと居心地のよい雰囲気を作り出すことだった。彼は、構造全体に曲線と透明ガラスを使い、白とグレーの色調でそれを実現した。複数の空間構成が患者を誘導し、スムーズな動線を生み出している。曲線を多用することで、柔らかく流れるようなラインを生み出している。診察室と治療室はガラスのパーティションで仕切られ、透明度を高めている。フレンチ・ウィンドウはクリニックに自然光を浴びせ、室内に安らぎと落ち着きをもたらしている。